tricoter le blanc -白を編む-
サロン名に込めた私の想い
昔は疲れにくかった。昔は細くてきれいだった。昔はシミもなくて、白かった。
年齢を重ねながら、そんな昔を懐かしむ気持ちに、女性なら一度はなったことがあるのではないでしょうか。
私も、28歳で出産した直後、疲れ果てた自分の姿にがっかりして、昔は~と落ち込んだ時期があります。
でも、生きている限り、体は常に生まれ変わっていて、お肌は常に新陳代謝を繰り返しています。年齢を重ねると、何にもしなくても若い頃のまんま!なんてことはあり得ないけれど、手をかけて、想いをかけて、時間をかけてあげると、必ず、変化していきます。
〈過去の私〉が最高だったなぁという気持ちよりも、〈今の私〉に必要なケアや食事や、ライフスタイルや時間を選択して、今の私を、最高に大好きになりたい。そんな私自身の想いがオーガニックスキンケアやアロマやハーブに出会わせてくれ、昔から興味のあった体に良い食事にさらに磨きがかかり、今に至ります。重ねた年月は、経験がプラスされ、奥ゆきのある美しさとして見た目に現れると思っています。シワが増えても、シミができても、少し丸みのある体型に変わってきても、ここから手をかけてあげれば、しわさえも気にならないくらい美しいお肌に出会えるものです。
年齢を重ねるごとに“隠す”のではなくて、人生を重ねながら、そのままのまっしろな自然体な自分〈=blanc〉を、生きている限り、長く長く、編み続けていく〈=tricoter〉毎日食事をするように、体づくりだって終わりがなく、生きている限りずっと続けることで生きる力になるもの。食べ方で暮らしが変わるように、生き方で人生も大きく変わります。そんな、〈自分を想う生き方・時間〉こそが、人生に彩りを与えてくれて、心をしあわせで満たしてくれるような気がしています。
飾っていないシンプルで自然体な自分を、この場所で、お客様と一緒に、体づくりや素肌ケアを通して、生きている限りずっと繰り返し、重ねていきたい。なぜなら、自然体な美しさとは決してほったらかしの美しさではなくて、手をかけて、想いをかけた先にこそ成り立つものだから。
自分自身の肌トラブルや体調不良をきっかけに、隠す美容ではなく、そのままのまっしろな自分を磨いて育てていきたいと決意した、あの頃の私自身の想いでつけたフランス語で〈白〉を意味するblancというサロン名に、10年間のサロンワークを通して感じた今の想いを詰め込んで、ここからの人生もお客様の幸せにたくさん貢献していきたいという熱い想いをのせました。
この度blancは、オーガニックハーバルサロンblancからtricoter le blancに生まれ変わります。
■セラピスト
三島 佐知 (みしま さち)
血液型 o型
■資格
・AEA認定上級エステティシャン
・ナチュラルフードコーディネーター
・メディカルハーブコーディネーター
・AEAJ アロマテラピーアドバイザー
・アロマフランス クレイテラピスト
・NARD アロマアドバイザー